【1年生】桜の植樹 活動報告

 1年生の学年サポーターでは、子どもたちと一緒に桜の植樹を行いました。その様子をお伝えします。

 1974年に創立した池子小学校、今1年生の子供たちは53期生になります。校庭に多く植えられているソメイヨシノの寿命は約50年と言われています。学校創立当時に植えられた桜たちは、よく見ると元気がなくなって枝が朽ちてしまっていたり、倒木の危険から切り倒されてしまったりしたものもあります。「後世の1年生たちにも満開の桜の下で入学式を迎えてもらいたい。」そんな思いから入学記念の桜の植樹を企画しました。

◎銘板作り
図工の時間を使って、子ども達が木材にペンキで色を付けて、【さくら】の銘板を作りました。

◎読み聞かせ・クイズ
朝のモジュールの時間に、絵本【サクラ はるなつあきふゆ】の読み聞かせ、桜についてのクイズ等、桜への関心を深められるようにしました。
 読み聞かせをした絵本は、学年費で購入し、各クラスの学級文庫に置いてもらえることになりました。桜の成長を見守ってもらえるように、子ども達と一緒に絵本も進級する予定です。
 絵本の中で、今は難しいことや気づかない事にも、成長する中で興味をもってくれる時が来るのかなと楽しみにしています。

 池小のお近くにお住まいで、20年間庭師としてご活躍して来られた池田春男さんにもご協力いただきました。

 まずは「どこに植えよう?!」と校長先生、池田さんにも相談し、検討。
たぬきの横?校門入って左側?
その結果…

【職員玄関前の植木のところ】という最高の場所に決まりました。

 植樹では、子ども達が穴掘りから、水やりまで行いました。
桜の根元に優しく土を被せたり、「肥料は土でサンドイッチにするんだよ」という池田さんの言葉に耳を傾けたり貴重な経験ができました。

 植樹後、子どもたちが池田さんへ手紙を書いたので、お届けしました。その手紙には、池田さんの似顔絵や感謝の気持ち、これから桜を育てる意気込みなどが書かれていました。

 集合写真も学年費で購入し、配付しました。
毎年3月に全員で撮れたらいいなと思っています。

 自分達の手で植えた桜🌸
卒業まで見守っていくことで、よりいっそう池子小学校に愛着を持ち、自然を感じながら心豊かに学校生活を送ることができればと願っています。

 早速3/20には初めて開花しました。学校にお越しの際には是非ご覧ください。

 池サポの活動と予算のお陰でこんなに素敵なイベントを実現することができました。ありがとうございました。

2023年3月30日 1年学年サポーター 中嶋・俵山・萱津・原田・首藤