こんにちは。地域安全サポーターです。
9月の住民協定例会議にて、住民協・防災部会の方より、『池子地区防災地図』の紹介と見方の解説のお話がありました。
昨年度に、ご家庭に全戸配布されているかと思いますが、お手元にございますか?
これがポストに入っていて中身を確認した時は、とても感動したのを覚えています。
こちらを作ってくださったのが、住民協の防災部会さん。作るのにとても大変だったそうですが、それもそのはず。とても詳しい内容が載った、充実した情報量です。
防災地図の活用方法
①池子全域の防災地図と、自分が住んでいる丁の防災地図とをよく見て、地形、地域の特徴を理解する(土砂災害警戒区域、崖崩れ注意箇所、津波浸水想定区域、川の場所)
②裏面の「自分が住んでいる○丁目地域の特徴」を読んで、特徴を知る
③避難場所を確認する
④地図ページに、自宅を書き込む
⑤避難場所と自宅を確認し、避難ルートを確認する
自分が避難する時にどこに行けば良いのかを見ていくと、「指定避難所」と「指定緊急避難場所」と、一言で「避難所」といっても2種類に分けられていることがわかります。
避難所の種類
「指定避難所」
→災害の危険性があり、避難した住民等を災害の危険性がなくなるまでに必要な間滞在させ、または災害により家に戻れなくなった住民等を一時的に滞在させるための施設。(指定緊急避難場所と相互に兼ねることができる)防災倉庫に食料品有り。(具体的な指定箇所:池子小学校、逗子中学校、高齢者センター、他)
「指定緊急避難場所」
→災害発生、又は発生のおそれがある場合にその危険から逃れるための避難場所。(災害の種類ごとに指定されている)一時的な避難所で食料品などは無し。(具体的な指定箇所:逗子アリーナ、池子会館、他)
逗子市公式サイト:防災安全課 市内の指定緊急避難場所・指定避難所
https://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/bousai/hinan.html
「どこにいる時に、どの災害が起こるか」によって、避難行動は変わってくるということですね。
大雨や台風の時、土砂崩れの危険がある時、大地震が起きた時、大地震により津波の危険がある場合、火災が起きた時、などなど、それぞれの災害の時にどのような行動を取るか、家族で話し合って決めておくと、いざという時に慌てずに行動が取れると思います。
こちらの防災地図は、昨年に池子全世帯に配布されているとのことですが、転入された方などお持ちでない方は、防災部会の方でまだ余分があるので、お住まいの地域の自治会や管理組合さん経由でお渡しできますとのことです。
自分の住んでいる丁の地図だけ切り取って、クリアケースに入れて壁にかけておくなど、見えるところに置いて、ぜひご活用くださいね。
2022年9月20日
地域安全サポーター 谷﨑