竹と藁はここから…

12月26日に予定しております、門松・締め飾り作り体験について、つちのこの会に所属している3年保護者の中嶋さんからすてきなお知らせをいただきました。

つちのこの会は、今回講師の天白さんたちが行っている活動で、里山のお手入れをしたり、棚田を復元されたり、田んぼについての、さまざまな活動をされているそうです。

今回池小で使う予定の竹や藁は、中嶋さんがお子さんや仲間たちと一緒に切り出して、準備してくださったものだそう。

ここは横須賀の池上の妙蔵寺というお寺の所有している山で、自然の生態系などを守るために、お寺が敢えて山を残しているんだそうです。でも竹薮もそのままにしていたら大変なことになってしまうので、間引いていかなきゃいけないんですが、間引いた竹を有効に活用するという意味でも今回の門松作りが役立っているんだよ〜ってことを知ってもらえたらいいなと思いました。(中嶋さんより)

その時の様子。

かなり太い竹を子どもたちも運んでいます。
竹はどんどん伸びるので、このように切り出すことで竹林が大きくなりすぎるのを防ぎます。
奥にあるのが今回使う藁だそうです。
田植え前の様子。

こちらは横須賀の長沢中学の奥の谷戸で、キチジの田んぼと呼ばれてるそうです。

まるでトトロでも出てきそうな田舎と、都内へも比較的楽にアクセスできる立地が、近年逗子が選ばれている理由の一つなのかもしれませんね。

年末に門松・締め飾りをつくり、それを年明けのどんど焼きでお焚き上げをします。持続可能で、環境保全にも一役買い、地域の方とも交流出来るような恒例のイベントとなったらいいなと考えています。      

2021.12.23 池サポ本部